遅くなってしまいましたが、「研究」のページを更新しました。
先に言い訳(?)しておくと、今回追加した論文2件は、どちらも2012年12月刊行(公開)ということになっていますが、実際に刊行(公開)されたのは2015年2月中旬になってからです。まあ、それからさらに1か月ほど経っているのですが・・・。
1本目は単著で、「PLS回帰を用いた集団回収への影響要因の検討―大阪府を事例に―」という題目です。『待兼山論叢(日本学篇』(大阪大学文学会)の48号、27-46頁に掲載されました。PLS回帰という手法を用いて、大阪府の市町村間にみられる集団回収(住民団体が定期的に資源物を回収する活動)の地域差について検討を加えました。この論文はネット上では読めません(2016年12月ごろ公開?)。別刷がありますので、ご希望の方はご連絡ください。
2本目は共著で、「台湾桃園台地における灌漑水利の展開と土地利用の変動—GISを援用した分析—」という題目です。『E-journal GEO』(日本地理学会)の9巻2号、172-193頁に掲載されたもので、こちらはネット上で読むことができます(抄録と本文PDFへのリンク)。台湾桃園台地における100年間あまりの土地利用変化について、統計等の資料、外邦図を含む複数時点の地形図、そしてGISを活用して分析したものです。私の分担としては、現地でのフィールドワークおよび資料調査、GIS分析、Ⅱ章の一部分の執筆、図表作成、論文の全体チェックなどを担当しました。
なお、これまでは研究業績を「廃棄物関係」と「外邦図など」に分けて示していましたが、分ける必要もないかなと思いましたので、今回の更新を機に一体化し、シンプルな表示にしました。また、ネット上で読めるものについてはPDFへのリンクを追加しました。