さて、「その1」からの続きです。
本体の大きさ・重さ
コンパクトカメラしか使ってこなかった人間にとっては、そりゃこういうカメラは大きく感じますが、手にフィットして良い感じ。その1でも書いたように、カバンに入れておいても苦にならず、それでいて、手にとると適度にずしっとくる重さです。ただし、ノートパソコンといっしょにカバンに入れると、さすがに重い。フライトを伴う出張などのときはどうしようかな、と思案中です。
ボタン類
仕事でこういう(=コンデジではない)カメラをそれなりに使っているので、操作にとまどいはそれほどありません。まだいくつか、何に使うかわからないボタンもありますが(マニュアル読めって話)。ただ、MOVIEボタンは押しにくい。今のところ、このカメラで動画をがんがん撮ろうとは思っていないので(ビデオカメラを買うかどうか迷っている)、まあいいのですが。
ダイアル
シーンに合わせたF値やシャッタースピードなどの最適設定がわからない初心者にとっては、やはりダイアルはありがたいです。プログラムオートだけじゃなく、絞り優先モードやシーンセレクションをよく使ってます。夜景もばっちり撮れて感動しました。
ファインダー
はい、電子ビューファインダーです。光学ファインダーじゃありません。ここが許せない人もいるんでしょうね。実際、口コミを読んでいたときに、「ペンタックスはカメラ、ソニーは電化製品」という意見をみかけましたし(注:ペンタックスは光学ファインダーを採用している)。ま、承知の上で買ったので、特に気にはならないです。正直なところ、ファインダーをのぞきながら撮ることは少ないですし。
液晶ディスプレイ
こだわりのある人にとっては許せない、というか、相手にする気もないでしょうけれど、液晶ディスプレイをみながら撮ることのほうが断然多いです。だって、確認しやすいですし。特にめがねをかけているときは、ファインダーをのぞくのはつらいです。このディスプレイ、表示がめちゃくちゃきれいです。比較対象のニコンやペンタックスとは歴然の差。そして、この機種の売りは、ディスプレイが可動式であること。ただ、この可動式のディスプレイ、いつか引きちぎってしまいそうでこわい(笑)。
シャッター音
「電化製品」という感じでしょうか。爽快なカシャッという音ではありません。でも、これもコンデジ使い出身からすれば、シャッター音などどうでもよい、というか。寝ている息子を撮るときなど、静かな場面ではむしろ消音したいぐらいです。
バッテリー
よくいわれているとおり、消耗は激しいです。α33とα55の、スペックからは一見わからない差はこれみたいですね。α55は、CMOSセンサが新型で省電力なんだとか。ま、これもガッテン承知の上。アクセサリーキットを購入したのは、予備のバッテリーがほしかったからなのです。
レンズ
当然ながら、最初からついてきたやつ(DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)を使ってます。他には持ってません。レンズについて語れるような言葉や知識も持ってません(笑)。ラインナップは豊富なようなので、もう少しわかってきたら別のレンズを買ってもいいかな。そんな私ですが、びっくりしたのは、レンズ内側の保護キャップがあまりにもちゃちかったこと。アクセサリーのカタログをみると、ちゃんとしたのを販売してるんですねー。うーん。今のところは、カメラ本体に取り付けっぱなしなので、困ってはいないんですけど。
オートフォーカス・顔検出
なかなかピントが合わずいらいら、ということはほとんどありません。どうしてもだめなときは、マニュアルフォーカスを使えばいいわけですし。そこが本格的なカメラの良いところ。顔検出も、かなり精度が良いです!息子を撮るときに、とても助かっています。
デジタル水準器
ちゃんとまっすぐ写真を撮れない人なので、液晶モニタやファインダーに表示されるデジタル水準器はありがたい機能です。ときどき挙動がおかしくなりますが(真下を向いて撮るときなど)。
・・・おっと、また長々と。では、続き(次が最後です)は「その3」にて。