台北レポート、3回目です。今回は、休みの日に行った場所の写真を中心に。
こちらの研究者のK先生に、車で新北投温泉に連れて行っていただきました。新北投温泉は、皇太子時代の昭和天皇も来たことがあるという由緒ある温泉街。車から降りると、硫黄のにおいが鼻をつきます。日本統治時代からの温泉もあれば、現在建築中の巨大なホテルもあり。写真は、温泉街を縫うように道を上り、着いた先から下界を見晴らしたもの。
目的地は、ここ。ここは、日本統治時代は「新高ホテル」だったところで、第二次世界大戦中は神風特攻隊招待所として使われたそうです。また、戦後は、張学良が長く軟禁されていた場所とのこと。今は、「翡翠軒」という名の畳敷きのレストランと、モンゴルバーベキュー(?)のレストランに分かれています。私たちは、「翡翠軒」で昼食にしました。
翡翠軒の中はこんな感じ。台湾人には、モンゴルバーベキューのほうが人気のようで、私たちのほかにはほとんど客がいませんでした。
順番が前後しますが、こちらが翡翠軒の外観。
昼食の後、近くにある北投文物館に行きました。ここも、日本統治時代に高級旅館「佳山旅館」として建てられたもので、戦時中は日本軍の施設として使われていました。現在は、建物が台北政府の古跡に指定されており、台湾原住民の芸術品などが展示されています。写真は、もとは浴場だったと思われる部屋に展示されているもので、温泉の入り方が説明されています。
これが、その浴場。
北投文物館をあとにし、台北市街まで送っていただいて、K先生と別れました。ちなみに、K先生は前日ご実家のある台南にいらっしゃったそうで、わざわざそこから台北まで来てくださり、そしてご自宅のある宜蘭まで帰って行かれました!おつかれさまでした&ありがとうございました!
さて、これは台北駅。とにかくでかい!ここから新幹線(台湾高鉄)も発車します。電車は地下を走っています。
そして、台北駅内。このスケールには圧倒されるなあ。時間があれば、新幹線に乗ってみたい。乗れたら、鉄道ファンのごとくレポートします、・・・と含みをもたせて、今回はこのへんで。