今日の大阪人間科学大学での授業で、初めてiPadを使った講義をやってみました。正直なところ、うまくいかなかった面もあったのですが、やってみてわかったこともあったので、備忘録として書いておきます。
なぜiPadを使おうと思ったか
・・・いや、持ってるから(笑)。いろいろ試してみたいっしょ、ってことで。あと、iPadで事足りるのであれば、ノートパソコンを持ち歩く必要がなくなって楽、という理由もあります。
とりあえずiPadで何がしたいのか
- パワーポイント(的なこと)
- その他の資料提示(地図画像や配付資料など)
もともと私は、ほとんど板書はせず、パワーポイントをメインに使って講義内容や資料を提示するスタイルなので、それをiPadでできれば良いかな、と。
パワーポイント(的なこと)について
本丸(?)はWindowsユーザなので、Windows上でパワーポイントファイルを作成して保存。それを、iTunesを通じてiPadに読み込み、Keynoteで開く。ちょっと邪道なやり方だと自覚はしています。
その他の資料提示について
2万5千分1地形図のJPEGファイルと配付資料などのPDFファイルを用意し、それらをGood Readerで開くかたちにしました。
Keynoteの使用感
うーん、もっさりしているような。特に、前のスライドに戻るのが遅くて(10秒ほどかかる)いらいらしました。あくまでも、WinPCで作成したパワポを開いた場合の話ですが。
アプリ間の行き来
KeynoteとGood Readerを行ったり来たりするわけですが、Good ReaderからKeynoteに戻るときに、なかなかスライドを表示してくれない。教員が「ちょっと動作がにぶいんで待ってくださいね」なんて授業中に言うのは良くないですよね・・・。
サイズが大きい画像やPDFの提示
iPadの良いところは、自由自在に画像やPDFを拡大縮小できることだと思いますが、ちゃんと表示されるまで、やはりちょっと待たないといけないんですね。iPad単体で使ってるときはあまりそんなこと感じないんだけど、プロジェクタにつなぐと、理由はわかんないですがもっさり動作になるような気がするんだよなあ。
画面は固定しておこう
iPadを少し傾けるとすぐ画面が回転してしまうので、画面は固定しておくべきだったと痛感。あと、プロジェクタとスクリーンは横長の画面を映すのに適した設定になっているので、縦にした状態のiPadの画面を映すのには向いてないなあと思いました。
ケーブルは固定しよう
VGAケーブルは、ちゃんとねじで固定しましょう(当たり前か)。何度も外れました・・・。いや、ノートパソコンのときは、横着してコネクタを差し込むだけなので(すぐ外せるように)。
次回に向けた対策?
iPad上で、Keynoteを使ってイチからスライドをつくろうかなあと考え中。なかなか大変そうですが。スライドで使う画像をあらかじめ用意して、iPadに読み込んでおかないといけないし。ま、でも、Keynoteのもっさり感の原因がWinPC製パワポにあるのか、それとも別のところにあるのか、検証するためにやってみる価値はありそうです。
最大の課題
インターネットに接続できないこと。これはかなり痛い。なぜなら、当然ですが、非常勤先の教室ではWi-Fiが使えないので。うーむ、真剣にWiMAX契約を検討すべきときが来たか・・・。いや、ネット使うときにはノートパソコン持っていくのが現実的なんでしょうけど、ねぇ。