本日、2013年3月31日をもって、私は国立大学法人大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻人文地理学講座助教(長っ)を退職します。たまたま今月末は土日にあたりましたので、実質的にはもう「退職しました」でしょうか。
このたびの退職は、大阪大学との労働契約が終了したことによるものです。つまるところ、任期(3年間・更新なし)が切れました。ついにこの日が来てしまったわけですね。
2010年4月に助教に着任して以来、いろいろな出来事がありさまざまなことが思い返されるのですが、そういうことについてはまたおいおい書くとして(といいながら、たぶん書きませんけども)、いまの偽らざる率直な思いを簡潔に書き記しておこうと思います。
まず、3年間の任期をなんとか全うすることができてほっとしています。その一方で、3年間全うしてしまったなあという残念な気持ちもあります。そして何よりも、3年間いったい何をしていたんだろうという情けない気持ちが大きいです。
そんな私でしたが、この3年間、多くの方々にお世話になりました。また、学部入学から数えれば15年間(!)、大阪大学での在学中・在職中を通じて、本当に多くの方々からご指導いただき、励まされ、助けられました。大学の研究室という、定期的に出会いと別れがやってくる場において、自分はあたかも定点観測所のようだという気持ちになることもありますが(苦笑)、多くの人とさまざまな時間を共有できたこと、良かったなと思います。
具体的なお名前を挙げるのは控えますが(多すぎてとてもできませんが)、私とかかわってくださったみなさま1人1人に、こんなウェブの片隅からではありますが、感謝の気持ちを伝えたいと思います。ほんとうに、ありがとうございました。
それでは、まだどこかでお会いする日まで。お元気で。