さて、ブログ再開(しようかな)で書いたように、思っていることを、よくわからない感じで、断片的に書いていきますよ。
学期末ってことで取り上げるのは、大学の成績評価について(またデリケートなテーマを・・・)。大学の成績っていうのは、ほとんどが以下のようになっていると思います。
- 秀(SまたはAA):90点以上
- 優(A):80~89点
- 良(B):70~79点
- 可(C):60点~69点
- 不可(D):59点以下
私が学生のころは「秀」はなかったはず。あったけれど、1つも取ることなく卒業・修了したという可能性もなきにしもあらず、ですが・・・(いや、実は「秀」(阪大ではS)、取ったことあるけどね)。
非常勤を始めて、成績つける立場になって思うこと。秀・優・良・可という区分とそのランク分けの基準が、どうにもしっくりこない。
80点と89点、あるいは、70点と79点でもよいのですが、これはすごく大きな差。1ランクレベルが違うといってもよいくらい。一方、78~82点あたりはそんなに差がないといった感じですね。
でも、前者は同じ「優」とか「良」なのに対し、後者は基準がある以上、どうしても「優」と「良」に区別しないといけないわけです。これがなあ・・・、採点していて毎回、なんだかなあ、と思うところです。
じゃあ、89点は90点にしちゃったらいいじゃない、と思われるかもしれないけれど、私、それはやらないので。59点は59点のままにする人なので(きりっ)。
こっちは1点刻みで素点をつけているのだから、学生にはそのまま素点を公開したらよいのに、と思います。でも、阪大も含めて少数の事例しか知りませんが、いままで教えに行った大学の中で、素点を公開しているのは1つだけですね。