今回は、[NA-GIS68]で作成した統計地図をGoogle Earthに重ね合わせてみます。重ね合わせることで、Google Earthから得られる各種情報と統計地図を関連づけて分析・考察することができます。
(1) KMLファイルを出力
統計地図をGoogle Earthに重ね合わせるためには、統計地図をKMLファイルに出力する必要があります。KMLファイルはGoogle Earthなどで開くことができるファイル形式です(KMLについて)。MANDARAでのKMLファイル出力方法は以下の通り。
今回も例として、神戸市東灘区・灘区の「11階建以上の共同住宅に居住する世帯の割合」の統計地図を開く。<ファイル>→<KML形式で保存>を選択。
透過度については、Google Earth側で設定可能なので、ここではめいっぱい<不透明>側にスライドを動かす。
その他の設定事項はとりあえずそのままにしておいて、<OK>をクリック。すると、
(2) KMLファイルを開く
<MANDARA>フォルダを開く。そこに保存されているKMLファイルを開くと、Google Earthが起動し、自動的に統計地図がGoogle Earth上に表示される。