[NA-GIS62]で、地図データと統計データを関連づけ、MANDARAファイルを作成しました。このファイルを使って、統計地図を作成します。統計地図にはさまざまな表現方法がありますが、今回はその1つである階級区分図を作成します。階級区分図とは、簡単にいえば、データに基づいて対象地域をいくつかの階級(ランク)に分け、階級の違いを色や模様などで表現した地図のことです。
(1) MANDARAファイルを開く
[NA-GIS62]で作成したMANDARAファイル(<地理と情報>→<MANDARA>フォルダ内の「兵庫県市区町データ.mdrm」)を開く。
(2) データ項目を選択
<データ項目>のプルダウンから、今回使用するデータとして「1世帯当たり乗用車台数」を選択。
<階級区分>タブに切り替わるかどうかは、選択するデータの性質によります(授業内で補足説明します)。
(3) とりあえず地図を見てみる
<描画開始>をクリックすると、現時点の設定による統計地図が表示される。
(4) データの特徴を知る
<データ項目>の枠内右側にある<統計値表示>をクリック。
(5) 階級区分数の設定
<階級区分方法>の枠内の<分割数>のプルダウンから「8」を選択。
色のついたボックスの右横の入力ボックス(下図参照)に、階級区分値(ランクを区切る値)を入力。
<色設定方法>の選択肢の中から<単独設定>を選択。その上で、色のついたボックス内をクリック。色が選択できるウィンドウが出てくるので、各階級の色を設定。
一通り設定が済んだら、<描画開始>をクリック。設定が反映された統計地図が表示された!
(9) 【重要】データの上書き保存
統計地図のウィンドウを閉じる。MANDARA本体の上部メニューから、<ファイル>→<MANDARAの形式でデータ・設定保存>→<上書き保存>を選択。「・・・.mdrmを保存しました。」というウィンドウが出てきたらOK。MANDARAを閉じてもよい。