[甲南GIS15]に引き続き(あいだに[甲南GIS16]を挟みつつ)、「小地域データの利用1:国勢調査(小地域)」の後編です。
(1) MANDARAファイルを作成
MANDARAを立ち上げ、<白地図・初期属性データ表示>を選択して<OK>をクリック。(すでにMANDARAが立ち上がっている場合は、<ファイル>→<初期属性データ表示>を選択。)
<白地図・初期属性データ表示>ウィンドウが現れる。<地図ファイル>の<参照>をクリックして、[甲南GIS15]で保存した地図データ(東灘区・灘区小地域.mpf)を指定。次に、<表示するオブジェクトグループ>の枠内の<(面)統計GIS小地域>にチェックを入れる。そして、<OK>。
すると、データが読み込まれた。
ここでひとまず作業ファイル(MANDARAファイル)を保存。<ファイル>→<MANDARAの形式でデータ・設定保存>→<地図ファイル付属形式でデータ保存>を選択し、<MANDARA>フォルダ内にMANDARAファイルを保存(ファイル名は任意。ここでは例として「東灘区・灘区小地域データ」とする。
(2) 統計地図の各種設定
せっかくMANDARAファイルを作成したので、階級区分図を作成するべく各種設定。今回は例として、「共同住宅11階建以上(に居住する世帯数)」を使用する。以下のように設定(階級区分図作成の詳細については、[甲南GIS09]を参照)。
<描画開始>をクリック。「神戸市東灘区・灘区における共同住宅(11階建以上)居住世帯数(2010年)」の階級区分図が作成できた。
ここで忘れずにデータを上書き保存。今回の作業は以上です。