いよいよ統計データをMANDARAに読み込みます。今回も、[甲南GIS06]で使用したサンプルデータを使用します。なお、統計データと結びつける地図データは、[甲南GIS04]で作成したものです。
(1) 統計データを開く
保存してある「2010hyogo.xlsx」を開く。(<地理と情報>→<属性データ>フォルダに保存されている。)
(2) 統計データをコピー
MANDARAタグや文字列を含めたデータの入力範囲すべて(A1セル~F52セルの範囲)を、マウスなどを使って選択状態にする。その選択範囲をコピー。
(3) MANDARAに統計データを読み込み
MANDARAを起動。<クリップボードのデータを読み込む>が選択された状態で<OK>をクリック。
「地図ファイル兵庫県市区町地図.MPFが・・・見つかりません。」というウィンドウが出るが、動揺せずに<OK>をクリック。(※これについては別記事で詳しく書きます。)
「使用する地図ファイルを指定して下さい。」というウィンドウが出てくるので<OK>をクリック。
地図ファイルを選択するウィンドウが出てきたら、<リムーバブルディスク>→<地理と情報>→<MANDARA>→<Map>フォルダとたどり、<兵庫県市区町地図.mpf>を選択し、<開く>をクリック。
以下の画像のような状態になれば成功。地図ファイルと結びついて統計データが読み込まれた。
(4) 作業ファイル保存
ここまでは単に統計データを読み込んだだけで、このままMANDARAを終了すればこれまでの作業が消えてしまいます。ということで、これまでの作業内容を保持し、今後も作業を継続できるように作業ファイルを保存します。MANDARAでは作業ファイルのことを「MANDARAファイル」と呼んでいるので、以下ではそのように表記します。
MANDARAファイルは「MDR形式」、あるいは、「MDRM形式」のファイルです。以下では、MDRM形式で保存する方法について説明します。(MDR形式とMDRM形式の違いは何か、なぜMDRM形式を選ぶか、については別記事で。)
MANDARAの上部メニューから、<ファイル>→<MANDARAの形式でデータ・設定保存>→<地図ファイル付属形式でデータ保存>と進む。
ファイルの保存場所を<リムーバブルディスク>→<地理と情報>→<MANDARA>フォルダに変更し、任意のファイル名を入力して(例では「兵庫県市区町データ」)、<保存>をクリック。
うまくいけば、「・・・.mdrmを保存しました。」というウィンドウが出てくる。<MANDARA>フォルダに、MDRM形式(ファイル拡張子が.mdrm)のファイルが保存されている。
以上で作業は終わりです。MANDARAを終了してください。