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[甲南GIS07]統計データ作成のポイント

Published by na-mii on 2013/4/24

統計データの例

[甲南GIS06]統計データの準備でMANDARAに読み込むための統計データを作成しましたが、ここで作成のポイントをまとめておきたいと思います。

統計データ作成のポイント

  • 地図データの市区町村と統計データの市区町村が過不足なく完全対応。
  • 地図データの市区町村名と統計データの市区町村名が完全一致。
  • 地図データと統計データの年次が一致。あるいは、できるだけ近づける。
  • A1セルに「MAP」と入力。
  • A2セルに「TITLE」と入力。
  • A3セルに「UNIT」と入力。
  • MAP、TITLE、UNITは半角で入力(大文字・小文字は問わない)。
  • MAPの右横のセル(B1セル)に、統計データと結びつける地図データのファイル名を入力。
  • TITLEの右横のセル(B2セル)に、各データのタイトルを入力。
  • UNITの右横のセル(B3セル)に、各データの単位を入力。
  • 4行目以下に、各市区町村名や各データの値を入力。

これだけではわかりにくいので、いくつか補足をしておきます。

 地図データと統計データの対応関係

地図データと統計データを結びつけて統計地図を作成することから、両者の市区町村(オブジェクト)は原則として完全対応している必要があります。どちらかに不足がある場合には、不完全・不正確な統計地図になってしまいます。(実際には、統計データのほうに余分なデータ(地図データにはない市区町村のデータ)が含まれていてもたいした問題にはなりません。)

コンピュータは、両者の対応関係を市区町村名(オブジェクト名)の文字列だけをみて判断します。人間は「神戸市東灘区」も「兵庫県神戸市東灘区」も実体は同じと判断できますが、コンピュータは両者は一致しない、違うものだと判断します。したがって、市区町村名の完全一致も重要です。

また、文字列では一致していても、中身が違う場合は問題です。ありがちなのが、市町村合併前後で市町村名が変わらないケースです。特に2000年以降は全国的に大合併が行われたので注意が必要です。地図データと統計データの年次を一致させる、あるいは、できるだけ近づける理由は、こうしたケースを回避するためです(最終的には自らチェックする必要があります)。

Filed under: GIS, 仕事 and Tagged: GIS, MANDARA, NA-GIS, 授業, 甲南GIS, 甲南大学
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