QGIS学習ノート、長らく放置してしまいましたが、ぼちぼち再開したいと思います。いつまで続くかわかりませんが・・・。
再開に際して、少しだけ説明と言い訳(^_^;) 旧QGIS学習ノートは1~7まで書いたのですが、今回からはNA-GISシリーズの下に統合し、QGIS学習ノートのシリーズ番号は廃止します。ただし、QGIS学習ノートタグで識別できるようにします。あと、このシリーズのスタンスとしては、あくまでも市民ランナー、いや、散歩するおっちゃん的なペースで、私が学習したことをあれこれを書いていくという感じです。きちんとした内容をお求めなら、たとえばGeoPacific.orgとかQGIS入門とかを参照するほうがよいと思います(力強く断言)。
で、再開1回目は、新しくなった(といっても、リリースからだいぶ経ってるんですが)QGISのインストールと、最初にやったことについて。
まず、ひさしぶりにQGISのサイトにアクセスしたら、トップページががらっと変わっていて、しかも日本語で表示されて、おおいに驚きました。
ダウンロードのページからインストーラを入手。私の場合、Windows版の、初めての方(じゃないけど)の、64bitのほうです。次へ、次への連打で、難なくインストールは完了。
さっそく起動すると、おお、QGIS2.0でも「チップス」は健在なのですね!このチップス↓、知らなかった!
起動後の画面構成とかアイコンとか、QGIS1.*からは大きく変わりましたね~。相変わらずアイコンは多いですが、マウスを合わせれば何のアイコンなのかすぐわかりますし、全体的にわかりやすくなった印象です。
さて、私が最初にやったことですが、デフォルトの空間参照システム(CRS)を「JGD2000」に変更しました。空間参照システムについてはQGIS学習ノートの6と7で書いたので(いま読むとひどい文章・・・)、今回は設定変更の方法だけ。
QGISの<設定>→<オプション>を選択し、左側の一覧の中の<CRS>をクリック。
上の枠内(新プロジェクトの規定の投影座標系)の<選択>をクリック。<空間参照システム選択>というウィンドウが現れます。
<フィルター>に「JGD2000」と入力すると、<世界中の空間参照システム>の枠内に「JGD2000」を含む空間参照系がフィルタリングされるので、(少し上のほうにスクロールして)<地理座標系>の下の<JGD2000>を選択。そして、<OK>を2度クリックして設定完了。
この設定の意味は、主に日本のデータをよく使うし、とりあえず日本の空間参照系であるJGD2000(世界測地系・緯度経度座標系)にしとけば安心だよね、ぐらいのものです。でも、こうしといたところで、結局、空間参照系は作業(プロジェクト)ごとに設定することになるので、あんまり楽になるとは思いませんが・・・。
そんなわけで、では、また。